子宮頸部切除術。
おはようございます、Shellmです!
昨日高度異形成の子宮頸部切除術をして頂きました。
日帰り手術でした。
組織検査の延長線だろうと軽い気持ちで病院に向かいました。
前回組織を高周波メスで取ったときは痛くなかったので、麻酔なくても大丈夫なぐらい楽なんちゃう?みたいに軽く考えてた私。
今回は手術なので、点滴と局所麻酔がありました。
まず観察、その後4ヵ所に局所麻酔。
その時点で針の恐怖心が込み上がります。
普段注射は好きな方ですが、そんな私でも見えないところへの注射は怖さがありました。
さっそくメスが入り始めたのですが、痛みが走ります。
先生に痛みを伝えると効いていない部分があったみたいで、麻酔を1回追加。
切り離しにすごく時間がかかったようです。
1番ひどい前側の部分は取れたようで、次は後ろ側というときに、トイレが行きたくなってきて、導尿してもらいました。
この時点でも恐怖心MAXのまま、体は緊張状態。
力も抜けないし、点滴も手首にうまくさせなくて、真ん中に刺されたため、腕も曲げられずしびれる始末。
14時半にスタートして、早くも16時。
16時には終わると思ってたんだけどな。
そのぐらいから、ようやく後ろ側。
だけど、麻酔が切れてきました。
やっぱり痛みが走って追加の麻酔を打ってもらいましたが、今度は体勢のせいか、緊張のせいか、麻酔のせいか吐き気が…
お昼に食べたものを全てリバース。
(汚い話ですみません。)
まさか自分が吐くなんて思いませんでした。
術中は内診と違って顔色を見ながらのため、カーテンも開けています。
顔色悪くなるなんてないわ!と妙な自信。
というか自分はわりと頑丈だと思っていました。
いや、頑丈ならそもそも高度異形成なんてならないか。
看護師さんが「我慢強い方だよね。もっと泣く人もいるんだよ。」と。
泣きたい!けど、泣いたら処置が進まないだろうし、先生や看護師さんも気が散るだろうし…と無意識に我慢してた私。
これでも結構訴えてる方だったのです。
何事にも自分を抑え込むクセが抜けず、何十年生きてきて、ここ数年、自分に正直に生きたいなと思って過ごしてきましたが、こんなところでもそういう自分が出てるんだと思いました。
ようやく5時前に終わり、体を起こすといっきに意識がなくなりかけて目の前真っ白に。
自動の機械では測れないぐらいの血圧低下。
上が80下が40代だったかな。
「ヤバい、ヤバい、先生こんなん初めて。怖い。」としどろもどろになりながら訴えました。
とりあえず点滴全開でもう1本足して、体位を仰向けに戻してもらい、15分ほどでようやく落ち着いて帰る準備ができました。
昨日は何の影響か、緊張が続きすぎて精神的なものなのか、吐き気と立ちくらみと頭痛が夜にかけて起こり、今日も吐き気と下痢が続いてます。
簡単な手術かもしれないですが、先生にとっても視野が取りにくいものでしょうし、私たち患者側からも声は丸聞こえで「まだ取れないね。」と聞く度に緊張感が上がりっぱなしという悪循環。
とにかく怖かったです。
病理の検査結果が良いことを祈ります。